2006年度の「未来の学校2006 〜彩都こどもゼミナール〜」は、「教育映像を学校の中に活かす」が テーマです。地域の学校の先生と共に、認定NPO法人 千里アーカイブステーション(SAS)の教育映像を使って、新しい授業の実践プログラムを作ることを目的としています。

『DNAに関するシリーズ学習』

彩都西小学校で行われるこのシリーズ学習では、生命科学の基本であり、すべての生物が共通して身に付けているDNAの性質や特徴、活用法を学び、生命の尊さなどを考えていきます。 (このシリーズ学習に関しては、独立行政法人科学技術振興機構(JST)のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクトの支援を受けて実施しています。)

2006年11月9日(木) 
生命の誕生、生物の種類と進化について
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2006年11月14日(火)
DNAについて〜神様はサイコロを振るか?
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2006年11月17日(金)
DNAのちがいをみてみよう
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2006年11月24日(金)
DNAと医療について
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生命の誕生、生物の種類と進化について

生命の起源は38億年前にさかのぼるといわれています。細胞同士が接触して多細胞生物が誕生して以来、地球上には70万種類の生物であふれるようになりました。その誕生と進化の歴史を知る「生命誌」という研究についてお話しいただきます。

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生命の誕生、生物の種類と進化について

講師紹介

中村 桂子  なかむら けいこ
(JT生命誌研究館館長)

自己紹介/メッセージ
生きものと生きものでないものは区別できますか?机は?生きてない。アリは?生きている。わかりますね。では草は?ロボットは?バクテリアは?ウィルスは?生きてるってどういうことでしょう。それを考えています。それには、いろいろな生きものをよく見て、調べなければなりません。チョウやクモやカエルや・・・それぞれがいっしょうけんめい生きている様子をよく見て、考えています。いっしょに考えましょう

経歴
東京都出身。1936年生。理学博士。東京大学理学部化学科卒。
三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。
1993年−2002年3月までJT生命誌研究館副館長。現JT生命誌研究館館長。

参考
JT生命誌研究館
http://www.brh.co.jp

中村 桂子

開催校・開催日時

開催校:茨木市立彩都西小学校

日時:2006年11月9日(木)

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DNAについて〜神様はサイコロを振るか?

進化論の大きな思想的変化は、変異と自然淘汰を導入することによって、それまでの予定調和的考え方への鉄槌を下したことにあるといわれています。すなわち、神様はサイコロを振るという思想(アインシュタインが量子力学の論争で表現したように)が生き物の世界に入ってきたのです。そして、神様のサイコロを具体的に示している、遺伝子の変異と自然淘汰の記録がDNAの配列に書き込まれているのです。どのように書き込まれているのでしょうか。

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神様はサイコロを振るか?

講師紹介

増井 徹  ますい とおる
(独立行政法人 医薬基盤研究所 主任研究員)

自己紹介/メッセージ
大学を出てずっとがんの研究をしていました。正常な細胞がどのようにしてがん細胞になるのだろうかという研究です。しかし、よく考えると「正常」って何でしょうか。本当は、そのことも良くわかっていないのです。また、がん細胞も正常な細胞が持つ能力の一部を壊して、暴走できるようにして、体に悪さをするのです。がんの研究では「人間の体を研究する」ことが重要です。そこで、この10年ぐらいは人の体を研究するとはどんなことなんだろうということを考えています。現在人を研究する場合にゲノム研究は欠かせません。そこで、ゲノム研究についての理解を得るという活動を大学、市民講座などを足がかりに行ってもいるのです。

遺伝子、ゲノムという言葉は、まんがやアニメにも出てきます。特に「遺伝子」という言葉はなじみのある言葉です。しかし、それがどんなものかを考える機会は少ないのです。そこで、今回は遺伝子やゲノムを「読む」ってどんなことかについて、実験をしながら考えてみたいと思います。いろいろな生物が生きている不思議を、サイコロを振って説明できるのか。そして、「神様はサイコロを振る」のだろうか?

経歴
東京大学大学院理学部修了。
理学部動物学教室で発生学を学び、卒業後は癌研究、増殖因子、創傷治癒に関する研究を経て、現在は実験から離れ、医学・生物学研究を支える枠組みについての検討を行っている。主題は、英国の50万人ゲノムコホート研究の計画とそれを支える構造について調査研究を行っている。

参考
独立行政法人 医薬基盤研究所
http://www.nibio.go.jp/

増井 徹

開催校・開催日時

開催校:茨木市立彩都西小学校

日時:2006年11月14日(火)

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DNAのちがいを見てみよう

私たち人間では、DNAは他の人と比べても99.9%同じといわれています。残り0.1%の違いにより顔かたちが異なってきます。個人の違いをDNAの観点から、実験を通じて学びます。

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DNAのちがいを見てみよう

講師紹介

長田 直樹  おさだ なおき
(独立行政法人 医薬基盤研究所 研究員)

自己紹介/メッセージ
ヒトはどこから来たのか?どこへ行くのか?という疑問に分子生物学や遺伝学の立場から答える研究を行っています。こういった疑問に答えることは、「わたしたちは何者なのか?」という知的好奇心を満足させるだけではなく、ヒトにおこる病気の原因解明や治療にもつながっていきます。

「見えないものを見る」ためにたくさんの人が努力を重ねてきました。授業の内容は少し難しいかもしれませんが、DNAという普段は目に見えないものの違いを目で見ることのできる仕組みに驚いてください。この授業で少しでも多くのみなさんが科学に興味を持ってくれるとうれしいです。

経歴
東京大学理学部卒業 理学博士
現職 独立行政法人医薬基盤研究所 研究員
東京大学、米シカゴ大学、国立感染症研究所で研究員を勤めた後現職
専門は分子生物学、遺伝学、人類学、バイオインフォマティクスなど

参考
独立行政法人 医薬基盤研究所
http://www.nibio.go.jp/

長田 直樹

開催校・開催日時

開催校:茨木市立彩都西小学校

日時:2006年11月17日(金)

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DNAと医療について

最先端の医療では、私たちのからだの個性に合わせた診療により、安心・安全な治療が期待されています。彩都のベンチャー企業を訪問するとともに、生命の大切さを考え、本シリーズ学習のまとめを行います。

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DNAと医療について

講師紹介

森下 竜一  もりした りゅういち
(大阪大学大学院医学系研究科 教授)

自己紹介/メッセージ
皆さん。未来の学校へようこそ。
私は、今大阪大学で遺伝子治療という未来の治療の研究をしています。私たちのしている研究は、血管が詰まって頭や心臓が弱っている人たちに新しく血管を作って治療する遺伝子の薬を作ろうとしています。彩都では、私たちのように治す方法がなくて困っている患者さんのために新しい薬を作ろうとする研究者や会社が集まっています。がんや痴呆といった今まで病院では治せなかった病気も将来は治せるようになるかもしれません。未来の学校で、バイオを使ったこれからの医療や生活のあり方を感じてください。

経歴
大阪大学医学部卒業 医学博士
現在、大阪大学大学院医学系研究科寄附講座教授、アンジェスMG株式会社取締役、知的財産戦略本部本部員(本部長:安倍晋三 内閣総理大臣)。
遺伝子医薬品開発のベンチャー企業「アンジェスMG株式会社」を設立。大学発ベンチャーでは初めて東証に株式の上場。

参考
森下先生(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)ホームページ
  http://www.cgt.med.osaka-u.ac.jp/cont/norm02.html

森下 竜一

会場・開催日時

会場:彩都バイオインキュベータ、彩都バイオヒルズセンター

日時:2006年11月24日(金)

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